2025年6月16日月曜日

根尾東河内谷川 二又谷

 








 美濃の谷はちょっと遠いので一度行ったら沢山の沢を巡りたい。根尾東河内谷川の一番星は明神洞に違いない。しかしながら、明神洞の一つ南側に当たるのが二又谷も捨てがたい。思いがけず出会った美渓は心象に残るものだが、それを差し引いても良き沢だと思う。ちなみに名称は入口にある堰堤の銘板で知った。沢は明神洞のような固い岩質が主体で登ったら面白そうな滝がいくつも出てくる。最上部にはのっぺり大きなスラブ滝が鎮座する。下降で訪れた谷であったが、登ってこそ面白そうである。もし、明神洞を登ったことが有あるなら川浦谷から継続で二又谷を登るのはいかがだろう。
 
<アプローチ>
上大須ダムから至近であるが、筆者らは川浦谷から山越えをして下降している。箱洞や日河原洞を登って明神洞や東河内谷本谷を下降すると運転する距離も省けて合理的。

<装備>
カム一式、ピトン薄刃数枚。

<快適登攀可能季節>
6月~10月位な気がする。6月上旬はヒルを見かけなかった。

<博物館など>
洞戸円空記念館:円空は高賀山で修行をしたといわれる。縁の地に数多く作品を残した。虚空蔵菩薩、狛犬など後期の名作が多い。高賀神社では円空直筆の歌集も発見されいる。山頂への登山道の途中には修行に使われた岩屋がある。円空好きには堪らないスポット。

モネの池:洞戸の神社の入り口にある美しい池。日中は無茶苦茶混むので早朝がお勧め。次は蓮の花が咲いたときに訪れてみたい。



大滝・縄文鍾乳洞:郡上郊外にある鍾乳洞。普通に廻ったら一周するのに20分くらいかかる大きさである。洞内にある30mの大滝は凄い。観光地化されていて入場料1300円とお高いが訪れる価値は十分ある。

0 件のコメント:

コメントを投稿