西面の雪稜の中では稜線縦走区間が長く、厳しいルート。赤谷尾根自体は難しくない。全体的に雪崩の危険性が高いルート取りになるので、雪質には注意。白ハゲ、赤ハゲ区間はセッピが発達するので、油断せずにロープをつけたほうが良い。池ノ平山への登りは重荷も相まって。厳しく感じるかもしれない小窓尾根の懸垂下降点は天気が悪いと分かりにくい。東側へ降りる意識ならば大丈夫だと思う。稜線でテントむき出しは体が休まらない。雪洞テントで静かに休息しよう。
<アプローチ>
伊折の集落から馬場島を経て尾根へ取り付く。雪の量次第で歩き始めの場所は変わる。GWならば馬場島まで車が入る。下降路は早月尾根が一般的。早月尾根はいつも迷う。コンパスを小まめに使いながら降りるのが良い。特に東大谷へ迷い込みやすい。
富山大学から青少年センターまで1時間
<装備>
稜線まではハードラッセルでぬれる。沢登りのときみたいに乾いた着替えがあると良い。手袋は防寒テムレスと毛手オーバー手を使い分ける。ピッケルは軽量の物が2本あると良いと思う。一本でも十分可能。
<快適登攀可能季節>
12月下旬~4月上旬。
<温泉>
アルプスの湯、ゆのみこ温泉
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