前衛壁や北東壁は登ってしまえば懸垂下降で直ぐに取り付まで戻れてしまう環境だ。錫杖は富山岳人には近いアプローチも相まって、クライミングジム感覚になってしまう。北尾根周辺はクライミングも山登りも満喫できる良い場所だ。荷物を背負って遠い尾根の末端壁を登り、雪稜をラッセルして山頂を登る心地よさといったら無いのだ。是非富山の山ヤには八ヶ岳なんて行かずに、錫杖でクライミングと雪稜の両方を登り込んでほしい。西尾地沢周辺に反吐が出そうな雪尾根もあるので雪の多いときに登ってみたいものだ。
<アプローチ>
槍見から登山道。クリヤの岩屋からさらに北に向う。手前から第一岩稜、第二岩稜、第三岩稜である。末端は壁になっているので登ろう。尾根に出ると右側は傾斜が緩いので歩いてエスケープできる。山頂を踏んで大木場ノ辻経由で槍見に下山すると充実する。
槍見まで富山大学からおよそ1時間50分。
槍見まで富山大学からおよそ1時間50分。
<装備>
ひん曲がったアックスと縦爪のアイゼンが有効。岩のギア一式とアイススクリュー2本くらい。
<温泉>
栃尾の荒神の湯は良い露天風呂。体を洗う場合は石鹸を持っていこう。寒くて洗えないかもしれないけど。割石温泉まで行くのもいいだろう。
<快適登攀可能季節>
12下旬月~3月中旬。
<温泉>
栃尾の荒神の湯は良い露天風呂。体を洗う場合は石鹸を持っていこう。寒くて洗えないかもしれないけど。割石温泉まで行くのもいいだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿