大井川、天竜川ともに参勤交代通行時の難所とされていたようだ。その逸話を聞いた幼少の頃より憧憬を抱いていた。車で天竜川の橋を渡った際にその巨大さには度肝を抜いたものだ。
倉沢は南アルプスの突破系ゴルジュとして人気だ。下部は暗いゴルジュを突破し上部は明るい連瀑を快適に登っていく。遡行自体は一泊で可能だがアプローチに時間が掛かる。せっかくなので夏休みに周辺の沢と併せてゆったりと楽しみたい。お隣の所ノ沢もいずれ登ってみたい場所だ。
<アプローチ>
畑薙ダムに駐車して椹島まで長い林道を歩く。山小屋に泊まるとバスに乗ることができる。椹島から旧道を歩いて倉沢出会いに取り付く。ずんずん上ノ倉沢を遡行して突然水がなくなり遡行終了。周囲に注意して歩いていくと、赤テープが巻かれたトラバース登山道に合流する。登山道は延々トラバースして結構長い。大井川は南アルプスの中でも富山からは遠い場所だ。高速を利用して名古屋周りで6時間位かかったような。
<装備>
カム少々、ナッツ、ピトン各種、たわし、あぶみ(念のため)
<快適登攀可能季節>
7月~9月。そこそこ水が冷たいので、暑い時期がよさそう。虫は少ない。
<博物館など>
大井川鉄道:トーマス列車が走っている。初めて見たとき、驚愕した。いつまで持つか解らないローカル線だが周囲の風景にマッチし旅情を演出している。
茶畑:里山の山肌には茶の木と霜防止用のファンが、整然と、ある奇妙なリズムを持って並んでいる。その景色は濃尾平野、富山平野と広大で肥沃な平野にしか居したことない身には衝撃だった。稲作でもない、畑作でもない。茶なのである。
<博物館など>
大井川鉄道:トーマス列車が走っている。初めて見たとき、驚愕した。いつまで持つか解らないローカル線だが周囲の風景にマッチし旅情を演出している。
茶畑:里山の山肌には茶の木と霜防止用のファンが、整然と、ある奇妙なリズムを持って並んでいる。その景色は濃尾平野、富山平野と広大で肥沃な平野にしか居したことない身には衝撃だった。稲作でもない、畑作でもない。茶なのである。
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