入渓後すぐに始まる石灰岩質の大ゴルジュに、450m左俣から始まる花崗閃緑岩の明るいゴルジュ、そして瀬々薙谷の赤みを帯びた花崗岩のゴルジュと一度に三度美味しい秀渓だ。沢の岩質は普通の人にしてみれば、アシカ、オットセイ、アザラシの違い、或いはジュゴンとマナティーの違いと同じくらいどうでもいい事かも知れないが、沢ヤには遡行内容に関わる関心事なのである。因みに私は列挙したすべての差異を重要視するような偏執狂である。
下部ゴルジュはルートファインディングに注意すればそれほど困難無く通過できる。水線突破は相当に難しそうだ。なお、右岸に綺麗な巻き道が付いているのでカットすることも出来る。中盤は流心突破したり、へつったり登るラインは自由に楽しめる。瀬々薙谷に入ると水量はぐっと減るが、深い釜を持った美しい滝を登っていく。源頭まで傾斜が緩くなっているのが不思議だ。詰めあがった稜線から30分ほど藪を漕げば、負釣山南峰に到着する。
<アプローチ>
このルートだと車二台が無難。負釣山登山道に一台車をデポして、宇奈月ダム展望台に駐車し入渓。一台しか無い場合は音谷を下降するのも面白そうだ。標高978mの負釣山南峰(立志の峰)からは登山道が整備されている。幕営適地は450m左俣に入ってゴルジュを抜けた先。瀬々薙谷に入ると良い場所はない。入渓点まで富山市内から1時間ほど
<装備>
カム少々、ピトン各種。下部ゴルジュを登らない場合は登攀具は少なくてよい。
下山芸術の森発電所美術館:時おり興味深い展示をやっている。冬季は休館するので注意。
魚津水族館:歴史有る水族館で主に県内に生息する魚を展示。こじんまりとしているが魅力的な水族館。可愛いPOP解説も面白い。
魚津埋没林博物館:でっかい木が沈んでいるだけなのだが、なぜか趣がある。
護国寺:別名石楠花寺。とやま花名所に選ばれるだけある庭園。謎の置物も気になる。
帰りには生地の道の駅で新鮮な魚を買って帰るのもいい。
<快適登攀可能季節>
6月~10月。オロロが発生する7月下旬~8月中旬は避けたほうが無難。突破が楽しいので上部に残雪があると遡行の魅力は半減しそうだ。
<温泉>
バーデン明日:負釣山を降りると直ぐに有る温泉。外観はちょっと古めかしいが、綺麗な温泉。
宇奈月温泉総湯:先日新しくなった館内はモダンな作り。お湯が熱くて長湯できない。
<博物館>バーデン明日:負釣山を降りると直ぐに有る温泉。外観はちょっと古めかしいが、綺麗な温泉。
宇奈月温泉総湯:先日新しくなった館内はモダンな作り。お湯が熱くて長湯できない。
下山芸術の森発電所美術館:時おり興味深い展示をやっている。冬季は休館するので注意。
魚津水族館:歴史有る水族館で主に県内に生息する魚を展示。こじんまりとしているが魅力的な水族館。可愛いPOP解説も面白い。
魚津埋没林博物館:でっかい木が沈んでいるだけなのだが、なぜか趣がある。
護国寺:別名石楠花寺。とやま花名所に選ばれるだけある庭園。謎の置物も気になる。
帰りには生地の道の駅で新鮮な魚を買って帰るのもいい。
0 件のコメント:
コメントを投稿