山歩き愛好者は沢登り愛好者の何倍いるのだろう。整備された登山道を利用し気軽に自然に親しめるのがハイキングの魅力だ。一方、「沢登り」というと確保技術やら装備やらが必要で敷居が高く感じてしまうかもしれない。それが原因で渓という環境に親しむ人が多くないのは寂しく思う。そもそも、谷は生活の場であった訳で最も身近な自然であったはず。そんなに身構えず、みな気軽に渓に足を運んでみれば良いのになぁと思うのである。
煙滝谷は遡行なんてイカツイ言葉は必要ない沢である。横に林道が走っているので、嫌になったらすぐに辞めればよい。そのような環境でありながら、ナメや滝と癒し系の渓谷美を見せてくれる。これは言うならば「沢登り」ではなく、「ウォーターハイキング」である。暑い夏、ハイキングの新ジャンルとしてこのような渓で遊ぶのも良いと思う。
<アプローチ>
葛山発電所から下佐谷林道へ入る。林道はそれほど荒れておらず、普通車でも走行可能。ゲート手前に駐車し入渓。適当に綺麗な景色を楽しんで下山すればよい。弓折谷との出合いから二つ目の橋までであれば特に危険なところは無い。下山は林道を使うと早い。
<装備>
沢靴以外特に何も要らない。
割石温泉
<快適登攀可能季節>
5月~10月 高原川にはアブはあんまりいない気がする。
<温泉>
<温泉>
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