2019年6月23日日曜日

大長谷川 足谷








大長谷川の足谷は落ち着きの無い谷である。土砂が多い谷で水深が浅いため瀬音が大きい。一定の傾斜が続く谷で小さな段差には釜が無いため、一層水音が響いている。平らな場所が少ない事も相まって、落ち着いて休まる場所がないのである。下部は森の雰囲気もよく散発的に小滝が現われるので楽しめる。ここは快適で難しくも危なくもない。中盤以降は単調な歩きとなり、1050mからは一直線のガレ登りになる。内容は地味でスケールが小さいため篤志家向けの沢といえよう。

<アプローチ>
足谷出会いに有る水車のような謎の施設横の空きスペースに駐車させて貰う。同ルート下降、或いは1431mピークから左俣を下降する。

<装備>
登攀具は特にいらない

<快適登攀可能季節>
6月~11月。

<温泉>
大長谷温泉:小さいけどアットホームな良いお風呂。露天風呂はいつもぬるい。

<博物館など>
白木峰:隆起準平原の美しい山頂。最寄の駐車場から30分ほどで山頂とお手軽である。小屋は無人で開放されているので利用可能。6月下旬~7月下旬はニッコウキスゲが素晴らしい。



高熊カキ貝化石床:仁歩川と野積川の合流点にカキ貝の化石と珪化木を観察することが出来る。この地はその昔温暖な海だったのだ。マングローブ林が広がっていたらしい。

<グルメ>
県道7号線沿いのグリル高野のカツ丼はボリュームも味も文句なし。7号線から少し離れるが田村農園のきみソフトクリームは300円ながら絶品。一度ご賞味あれ。

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