2015年10月24日土曜日

針ノ木西稜下降~スバリ西稜














立山から後立山を望むと、男前な岩稜が3本並んでいることに気づく。赤沢岳西稜、スバリ西稜、針ノ木西稜の3本である。黒部ダムがアプローチに使えなくなった今、訪れる人は稀だと思う。筆者は扇沢から入山し、針ノ木西稜を下降、スバリ西稜を登高した。より美しい登山は剱岳や立山から凍った黒部湖を渡り取り付くことだろう。どちらの尾根も岩稜なので難しすぎることは無い。ルートファインディングを楽しみながらリッジを満喫しよう。


<アプローチ>
我々は扇沢から鳴沢岳南東稜を登った。気持ちの良い雪稜だった。針ノ木西稜の下降での岩壁はほとんど回りこんでかわした。懸垂下降は一回だけだったような気がする。針ノ木西稜から小スバリ沢へ下降した。雰囲気の良い場所だ。スバリ西稜から眺める大スバリ沢奥壁は垂涎物。今度のぼりに行こう。


         
富山大学から扇沢のゲートまで下道で3時間30分くらい。

<装備>
スバリ西稜に関しては、トライカムとナッツを適当に持っていけば事足りると思った。極端にひん曲がったアックスより、マイルドな角度のアックス2本が使いやすいと思う。

<快適登攀可能季節>
12月下旬~3月下旬。西面なので雪の付着は比較適少ないかもしれない。あまり遅い時期だと面白くなさそうだ。

<温泉>
薬師の湯

<グルメ>
帰りしなに寄った白馬駅近くのおおしもはカレーライスの量が凄かった!他の定食メニューも美味しいしお勧め。


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