2015年11月14日土曜日

草谷 大滝谷 










大滝谷の最初の二俣に掛かる大滝は吹き上げるような直瀑。高さはそれほどでもないが一点から噴出す様は男性的で憧れてしまう。滝上は登れる5m程度の滝とミニゴルジュ。やがて10m以上の滝も現れる。どれも楽しんで突破できる程度だ。最後は藪をこいで大獅子山の山頂へ向った。上部で右に進路を取れば遡行距離は延びるが、地形を見る限りそれほど楽しみは無いかもしれない。なぜこの山の名前が大獅子なんだろう。一切ライオン感を感じない丸い山なんだが。

<アプローチ>
ブナオ峠林道に入り脇谷をすぎてから大きな橋がある谷。
国道156号は九十九折で時間が掛かる。値は張るが五箇山ICまで高速利用がお勧め。

富山大学からおよそ1時間

<装備>
ピトン少々。滝を巻く場合は岩のギアの出番は無いかも

<快適登攀可能季節>
8月下旬~10月の紅葉の時期に行きたい。早い時期だと残雪が残っている。

<温泉>
くろば温泉

<グルメ>
高千代という猟師の店が有る。熊、猪、鹿は当然。なんとハクビシンも味わえる。
春には山菜、秋にはきのこと折々の味を楽しめる。お勧め。

<博物館>
世界遺産の五箇山集落に古民家があり歴史を学べる。平家の落ち武者によって拓村された。
囚人を幽閉する場所でもあった。古い流刑小屋もあるので立ち寄ろう。江戸時代には、加賀藩の火薬庫で塩硝を製造していた。ブナオ峠から火薬を運搬していたのだろうか。そんな思いを馳せながら山を楽しもう。

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