2015年11月23日月曜日

剱岳 本峰南壁A2稜








剱岳山頂から最も近い岩場。名前が南「壁」と命名されていて、敷居が高く感じるかもしれない。実際はどれも程よい岩稜なので、無雪期のトレーニングから11月のアイゼン慣らし、厳冬期の登頂ついでに。あらゆる登山者に楽しめるルートではないかと思う。A2稜は終了点が山頂で気分が良い。上部のリッジは非常に易しいが岩が崩壊気味なのでよく確認しよう。

<アプローチ>
富山市内からだと早月尾根から登るのが安価で体力的にも充実する。ただ、一度別山尾根を下降するので、あまり美しくない。A2稜は平蔵のコルから下降することおよそ3分、すこし外傾したテラスから取り付く。山頂直下の東面を少し下ると2-3人用テントが張れる場所があった。
                  
富山大学から馬場島まで1時間

<装備>
カム一式。残置がやたらとある。ブッシュもまあまあ有る。

<快適登攀可能季節>
年中たのしめそう。積雪期、残雪期は南面なので雪の付着は少ないのだろう。厳冬期は雪のリッジになるのかな。登ったのは雪が少ない年の11月下旬。手袋で岩を登った。

<温泉>
アルプスの湯、ゆのみこ温泉

<博物館など>
西田美術館:ロシアイコンや曼荼羅があった。そして剱岳の資料が豊富。魚津岳友会の会報が熱い。

大岩山日石寺:行基菩薩の石仏は大迫力。

富山県薬用植物指導センター:5月中旬に芍薬の花が満開になるとても綺麗。



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