2015年11月24日火曜日

池之俣 御輿谷~久手御輿谷









出だしの大滝、中盤のゴルジュ、上部のナメの小滝と変化に富んだ内容で周遊を楽しめる。池之俣御輿滝は見栄えするスラブ大滝だ。大巻きしなくても脇を登ることが出来る。続くゴルジュ帯の突破も楽しい。左俣を遡行して適当なところで久手御輿谷へ降りる。乗鞍日帰り沢の中では充実度の高いお勧めルート。

<アプローチ>
高山市から国道158号を行き、池之俣川の林道へ入る。または平湯トンネル経由。入渓点まで富山大学からおよそ2時間30分。久手御輿谷から地図に記載されている登山道を利用して御輿谷へ戻った。遡行当時はそれなりに整備されていたが現在の状況は不明。

<装備>
カム少々とピトン各種。

<快適登攀可能季節>
6月~10月 乗鞍周辺にアブはあんまりいない気がする。

<温泉>
平湯温泉

<博物館など>

光ミュージアム:崇教真光が運営する博物館。ピラミッド型の建築だけでも面白い。浮世絵から書まで展示する正統派で良いなぁ。っとおもったらいきなり現れる教祖の展示が見所。

飛騨高山美術館:アールヌーボー、アールデコのガラス工芸を展示。エミール・ガレ、ドーム兄弟の作品は沢ヤならばきっと気に入るはずだ。

千光寺:仏師界のニコラ・ジャジェールこと円空の作品を豊富に所有する寺。上から目線の悟り表情ではなく、微笑みかける一本彫の仏像に癒される。鬼気迫る両面宿儺も傑作。

世界の昆虫館:豊富な標本と、アート性を兼ね備えた昆虫館。展示内容が多彩で時間がどれだけ有っても足りない。リスとも触れ合える。秀逸なのは蝶で描かれた絵画。蝶が見たら地獄絵図だが。



<グルメ>
41号沿いの弁慶というとんかつ屋は美味しかったと思う。

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