2016年3月31日木曜日

ツキ谷








アプローチが非常に近く気軽に大滝登攀を楽しめる。千尋滝ばかりが登攀対象として考えられているが出合いの滝も面白い。岩は硬くプロテクションも良好。ホールドは基本ガバ。千尋滝の核心部は泥が過ぎてフリーで登るのはかなり難しそう。中間部は水流の中に入り火照った体をクールダウン。上部は支点良好で快適だったと記憶している。水量によってラインに差はでるだろう。

<アプローチ>
国道425号の橋を降りて下の滝から取り付く。滝が近いのでロングドライブ到着後、軽く一本という流れが適当かもしれない。滝を登り上部へ抜けても面白そうだ。富山からは大阪周り、名古屋周りどちらも遠い。大阪から国道309号で行った。紀伊自動車道が出来て名古屋周りのほうが早いかもしれない。富山からおよそ6時間位だったかしら。

<装備>
カム、ナッツ、ピトン各種、あぶみ、クライミングシューズ(無くても良い)

<快適登攀可能季節>
6月~10月。日当たりがいいので11月でも登れそう。

2016年3月30日水曜日

角谷 角滝





ツキ谷の対岸には池原ダムに阻まれた大滝が観える。この谷、地形図に名前もないし、アプローチは面倒。この滝を知っている人間は、ほぼ0である。登ったって自慢にもならないだろう。もちろん登攀記録は未見である。となると、登らざるを得ないのが沢ヤの性である。この責任感・使命感の対象が聖母マザー・テレサの如く社会に還元できるものだったら善かったのだが、残念ながら、ただ水が流れる崖である。

話を登攀に戻そう。序盤、傾斜は緩いもののヌメリがきつい。丹念にブラッシングしホールドを作る。岩は硬くランナウトするが落ち着いてこなせば難しくは無い。ビレイポイントには苦心する。2P目はラープとペッカーでビレイポイントを作成した。さながら写真集、ヨセミテクライマーで観たような光景だ(こちらは水が流れているけど)。3P目からは傾斜は更に落ち、ランニングコンテで慎重に。上部滝の落ち口は立ってきて豪快なムーブで突っ込む。大滝登攀にしては長い滝で、常に水に当たり続ける良いラインである。

<アプローチ>
カヤックや、ボートがあると取り付きやすい。無い場合は泳ぐしか無い。その場合ライフジャケットと足ヒレが必携。登り終わったら、尾根筋から歩いて湖畔に下降可能。富山からは大阪周り、名古屋周りどちらも遠い。大阪から国道309号で行った。紀伊自動車道が出来て名古屋周りのほうが早いかもしれない。富山からおよそ6時間位だったかしら。

<装備>
カム、ナッツ、ピトン各種(ペッカー&ラープ含む)、クライミングシューズ(無くても良い)

<快適登攀可能季節>
7月~9月上旬。水量の多いときでないと水が流れないのかも。


2016年3月25日金曜日

白鳥山 北西尾根





海から程近く、標高も1200m以上あるので眺望が素晴らしい。シーズンを通して人気の山である。無雪期は坂田峠から登山道を歩いたり、しな谷から沢登りで登られる。北西側に好斜面を有しているので冬はバックカントリーの山となる。筆者はスキーは出来ないが、海に向って滑る気分はさぞ最高なのだろう。山頂の小屋は開放されているので気楽に一泊できる。日本海に沈みゆく太陽をゆったり眺めていたい。

<アプローチ>
上路集落に駐車。除雪の邪魔にならないようにする。上路集落まで国道8号線経由で1時間30分くらい。

<装備>
ワカンよりもスノーシューの方が有利。スキーが出来る人ならば、スキーの方がきっと楽しい。

<快適登攀可能季節>
1月~3月。雪がバッチリ付いているときが良いと思う。

<温泉>
宝温泉、地中海、境鉱泉など越中宮崎周辺は塩泉が多い。

<グルメ>
たら汁が名物だが、はっきり言ってそれほどでもない。量を食いたいのであれば「きんかい」で定食のご飯大盛りを注文しよう。日本昔話級のてんこ盛りが食える。ドライブイン入善の定食も味、量ともになかなか。親不知道の駅の食堂は夕飯時は閉店しているので期待してはいけない。

<博物館など>
下山芸術の森発電所美術館:時おり興味深い展示をやっている。冬季は休館するので注意。
魚津埋没林博物館:でっかい木が沈んでいるだけなのだが、なぜか趣がある。
護国寺:別名石楠花寺。とやま花100選に選ばれるだけある庭園。謎の置物も気になる。

帰りには生地の道の駅で新鮮な魚を買って帰るのもいい。

2016年3月22日火曜日

赤沢岳北西壁 右岩壁凹状ルート










北西壁は大スバリ沢よりも変化に富んだ壁である。右岩壁はスラブ、ハング、フェース、凹角、草付きと冬壁の要素が総てつまったエリアだ。こんなにツボを押さえた壁が注目されなかったのは不思議でならない。城塞のようなその姿は剱岳のチンネに似ている。3月ならば面方位を考慮すると大スバリ沢よりもコンディションが良い。条件が整えばスラブにはベルグラが発達するだろう。
凹状ルートは大ハング帯を絶妙に避けながら登り、山頂へ通じる素晴らしいライン。それでいてパンプするミックスクライミングもある。高度感、ロケーションも最高だ。ロープを伸ばすにつれ言葉にならない感情が湧き上がってきて、山頂でまさしく絶頂に達する。
中央稜や中央ルンゼなども面白そうで、通いたくなる岩場である。

<アプローチ>
日向山ゲートから扇沢まで歩いて大沢小屋から屏風尾根に取り付く。屏風尾根の稜線直下は絶好のベースキャンプ地である。屏風尾根の頭から赤沢岳山頂まで行き、山頂から西尾根側を少し下る。そこから遭難碑プレートが埋めてある岩がある所から(状態次第では埋まって良そう)大スバリ沢側の急峻なルンゼを下降する。西尾根の頂上から3つ目、ダケカンバの群生するコルを北側へ乗越し壁へ通じるルンゼをクライムダウンする。頂上からのルンゼ、壁へ下降するルンゼいずれもかなり急で慎重さを求められる。

日向山ゲートまで富山大学から国道8号~148号で3時間と少々。

<装備>
カム一式、ピトン各種、トライカム。ナッツ一式。3月だとベルグラが張る。パッシブプロテクションが有効。

<快適登攀可能季節>
12月~3月 3月になれば積雪状態次第で1泊2日で2本登ることが出来る。北西面なので割と遅い時期まで楽しめるかもしれない。概念を把握していて気合を入れれば日帰りも可能だと思う。ただ、扇沢は東面なので谷筋をアプローチにするのは賢明ではない。

<博物館など>
大町山岳博物館:資料館が素晴らしい。剥製の展示も豊富で躍動感、物語性があり見入ってしまう。ボルダリング壁も一回100円で一日利用可。

塩の道ちょうじや:庄屋であった平林家を展示。千国街道から運ぶ塩は瀬戸内産だったそうな。北前船で糸魚川まで運ばれ、そこから大町まで運んだとか。にがり甕の知恵に感動。

<温泉>
上原の湯:410円で石鹸&シャンプーが付いている温泉。
薬師の湯:温泉博物館と酒の博物館が近くにある。酒の博物館は2016年3月現在休館中だった。
みみずくの湯:白馬にある日本有数の強アルカリ泉。入って損は無し。

<グルメ>
昭和軒:大町駅近くにあるカツ丼の店。大盛りはプラス100円で凄い量が食べられる。

赤沢岳大スバリ沢奥壁 左岩壁右フェース












赤沢岳は北アルプスの中でもマイナーな山だろう。立山側から眺めると岩壁を擁しているにも関わらず何故か人気が無い。大スバリ沢の奥壁は左岩壁、中央壁、右岩壁、主稜フランケの4つの壁と中央岩稜、ショルダーリッジ、主稜の3つの尾根で構成されている。岩場全体は黒部川花崗岩が傾動して形成された壁と考えられている。その傾き加減が絶妙だったのか、それとも温度履歴、構成成分が功を奏したのか解らないが、人間が登るのに楽しい場所となっている。ホールド豊富で節理も発達しているのだ。

左岩壁はアプローチが稜線から最も近い岩場で高差は正味200mである。雰囲気は滝谷に似ている。黒部川花崗岩と滝谷花崗岩の年代が近い点は誠に興味深い。右フェースルートは少し脆いところがあるものの、とにかく楽しいルートだ。

アプローチの屏風尾根もそれほど遠くない。同時期の剱岳に比べれば断然近くて良い岩場だ。大スバリ沢奥壁はもっと登られても良い岩場である。

<アプローチ>
日向山ゲートから扇沢まで歩いて大沢小屋から屏風尾根に取り付く。屏風尾根の稜線直下は絶好のベースキャンプ地である。屏風尾根の頭から約10分ほど赤沢岳側に歩くと西側、標高差約80m程下にC岩峰が見える。C岩峰は意外に丸いので見落としやすい。C岩峰のコルを乗越し、急峻なルンゼをクライムダウンする。ここは結構緊張する。やがて左にトラバースできるバンドが出てくるのでトラバースしていくと左岩壁に出る。どのルートでも左岩壁を登ると自然に稜線に上がる。

日向山ゲートまで富山大学から国道8号~148号で3時間と少々。

<装備>
カム一式、ピトン各種、トライカム。ナッツ一式。3月だとベルグラが張る。パッシブプロテクションが有効。西面で日当たりがそこそこ良いので暖かい日が続くと壁は濡れてくると考えられる。

<快適登攀可能季節>
12月~3月 3月になれば積雪状態次第で1泊2日で2本登ることが出来る。概念を把握していて気合を入れれば日帰りも可能だと思う。ただ、扇沢は東面なので谷筋をアプローチにするのは賢明ではない。

<博物館など>
大町山岳博物館:資料館が素晴らしい。剥製の展示も豊富で躍動感、物語性があり見入ってしまう。ボルダリング壁も一回100円で一日利用可。

塩の道ちょうじや:庄屋であった平林家を展示。千国街道から運ぶ塩は瀬戸内産だったそうな。北前船で糸魚川まで運ばれ、そこから大町まで運んだとか。にがり甕の知恵に感動。


<温泉>
上原の湯:410円で石鹸&シャンプーが付いている温泉。
薬師の湯:温泉博物館と酒の博物館が近くにある。酒の博物館は2016年3月現在休館中だった。
みみずくの湯:白馬にある日本有数の強アルカリ泉。入って損は無し。

<グルメ>
昭和軒:大町駅近くにあるカツ丼の店。大盛りはプラス100円で凄い量が食べられる。

2016年3月16日水曜日

唐沢幕岩 左方ルンゼ





唐幕であって唐幕で無いといわれる左方ルンゼ。現代のアイスクライミングから考えれば易しいが、日当たり良好、氷質良好、眺望絶景でとても好ましいルート。雄大な景色をバックに明るい氷をグイグイ登ると気分ノリノリでイケイケなバイブレーション。春の陽光、アイスクライミングピクニックを楽しもう。

<アプローチ>
車は葛温泉へ駐車。1日500円だったかな?正直に申告しましょう。確か除雪状況によってはもう少し奥に入れた気が。高瀬ダムの手前から唐沢を詰める。そこそこ雪崩の危険がある。それと、堰堤にかかった梯子を登るのが核心。下降は懸垂で同ルートを下降できる。

富山大学から葛温泉まで下道でおよそ4時間くらい、糸魚川まで高速を使うと2時間30分くらい。

<装備>
スクリューを8本くらい。

<快適登攀可能季節>
2月~3月 

<温泉>
葛温泉:ちょっとお高いが温泉旅行と割り切って入るのも由。

<博物館など>
高瀬ダム:日本で最も高いロックフィルダム。石を積んでこれだけの水を蓄えられるとは驚き。ただ、これを乗り越えるのは九十九折の道で結構面倒。

鹿島槍ヶ岳北壁 主稜










富山から車で3時間の鹿島槍は微妙な距離間である。標高の高い山の壁である荒沢奥壁、北壁ともに3月が最適期となる。この時期ならば、地元の剱岳や近場の新穂高周辺にも課題がまだまだ有ってどうしてもそちらに足が向いてしまう。
 そのような理由で訪れるのが遅れてしまったが、鹿島槍はやはり素晴らしい場所だった。広大なカクネ里から急激に詰めあがる壁は、北米の辺境といった雰囲気である。そしてルンゼには氷が張り、尾根の側壁は岩壁となって薙ぎ落ち、尾根上にはキノコ雪を連ねる。まことに美しい。

さて、3月の主稜は殆どのパーティーが下部は稜を登らず左側の氷を登っている。漢ならば真っ向勝負。と忠実に尾根を辿ることを試みた。強傾斜の壁と不安定な雪を4P堪能し、あと少しで尾根に乗れる所で、絶望的なキノコに遮られ敗退。どうやら雪の少ない厳冬期は忠実に尾根を辿れるが、3月では相当に難しいか無理のようだ。





ルートを検証するために後日、ルンゼから稜にあがった。下部は氷瀑を快適に登り、雪面を登るルートで、「稜」という名には相応しくないと思う。上部の尾根は少し藪っぽく難しくは無い。ルンゼから登る場合の主稜はとにかく快適。雪質次第ではスピーディーな登攀が可能だ。登攀日は大谷原~主稜登攀~北俣本谷下山の行程を13時間で終了した。休日が1日でも一本登って温泉に浸かって帰ってくることが可能だ。剱岳でも穂高でも後立山でも殆どの壁は状態次第で日帰りで登ることが出来る。仕事やら家庭やら言い訳するのは辞めて、自身が一週間どれだけ山登りの為に時間を割いたか一度考えてみることを勧める。

問題は黒部川沿いに有る岩場である。ビンガ、ガビン、剣沢大滝周辺、大屏風岩、丸山東壁、奥鐘山、坊主山北壁など課題は豊富だ。丸東はアプローチを含めて3日間で登れるだろうが、その他の課題を登る方法は模索せねばならない。

<アプローチ>
大谷原駐車場から林道を歩く。荒沢を少し登り傾斜の緩いところから天狗尾根に上がる。天狗尾根はブナの綺麗な尾根で、登り下りともに多少の緊張感がある。天狗の鼻は風当たりが強い場所。壁の構成が複雑なので、前日に偵察をしておいた方が良さそう。一泊二日で登りに行くと大概残業になると思う。日帰りで登りに行くならば北俣本谷を降りれば早いし美しい。大谷原を12時くらいに出ればよさそう。
大谷原駐車場まで富山大学から国道8号~148号で3時間と少々。

<装備>
小さめのカム、ピトン各種、トライカム少々。スノーバーも有ったら使うかも。左の氷を登るならばスクリュー4本くらい。

<快適登攀可能季節>
1月~3月 一般的には3月ではないか。

<博物館など>
大町山岳博物館:資料館が素晴らしい。剥製の展示も豊富で躍動感、物語性があり見入ってしまう。ボルダリング壁も一回100円で一日利用可。

塩の道ちょうじや:庄屋であった平林家を展示。千国街道から運ぶ塩は瀬戸内産だったそうな。北前船で糸魚川まで運ばれ、そこから大町まで運んだとか。にがり甕の知恵に感動。

<温泉>
上原の湯:410円で石鹸&シャンプーが付いている温泉。
薬師の湯:温泉博物館と酒の博物館が近くにある。酒の博物館は2016年3月現在休館中だった。
みみずくの湯:白馬にある日本有数の強アルカリ泉。入って損は無し。

<グルメ>
昭和軒:大町駅近くにあるカツ丼の店。大盛りはプラス100円で凄い量が食べられる。

2016年3月8日火曜日

大品山





ぶなの木はどんなときも柔和だ。目の覚めるような新緑の萌え、焼けるような日差しに透ける薄緑色の葉、黄金色に輝く紅葉、樹氷を纏った凛とした姿。四季折々ぶな林は美しく、違った姿を楽しませてくれる。大品山のぶな林には巨木は存在せず、木々は直立し、均等な間隔で並び和を保っている。かつて伐採され二次林となっているからであろうか。原生林とは違った趣がある。ぜひ県外の方も四季を通じて登って欲しい山である。

<アプローチ>
あわすのスキー場に車を止めて、貯水池へ通じる尾根を登る。瀬戸蔵山~大品山と縦走するのであれば、家族旅行村の龍神の滝から登る。ライチョウバレーのゴンドラで稜線に上がると楽。あわすのまで富山大学からおよそ1時間。

<装備>
冬季ならばワカン。

<快適登攀可能季節>
1月~12月。いつ登っても楽しい山だ。美しい森と立山の展望が素晴らしい。

<温泉>
ホテル森の風立山、吉峰グリーンパーク

<博物館>
立山博物館:別館まんだら遊園の異空間を一度は味わってほしい。
カルデラ砂防博物館:僕の好きな、治水の恩人ヨハネスデレーケの展示もある。


2016年3月6日日曜日

穴毛谷 第一尾根側壁 中央壁 








人跡まれな冬季の穴毛谷において最も取り付きやすいのが、第一尾根周辺だ。ニノ沢までならば雪崩の危険性は穴毛谷のなかでは比較的少なく、冬季は尾根筋を辿って第一尾根基部まで行ける。壁から稜までの大きさは概ね錫杖岳前衛フェースくらいで大きすぎず、小さすぎない。尾根の末端壁、一ノ沢側の側壁、ニノ沢側の側壁と各面岩場となっている。調べた限りでは各岩場冬季未踏のようだが、とても目立つので誰か登っていても不思議は無い。

さて、第一尾根側壁は取り付きルンゼの奥に行くに従い傾斜は緩くなっていく。ルンゼのどん詰まりには、アラスカを思わせる岩壁がある。ルンゼ入り口のフェイスは完全な岩登りで奮闘が予想される。登った中央ラインは草付き主体の岩登り。下から見るとたいした傾斜ではないが、実際けっこう立っている。フルスケールで伸ばし合計5Pで稜に上がる。そこからキノコ雪と戯れ第一尾根を辿る。下部の壁の登攀は凄く面白いし、雪尾根要素も味わえる屈指のルートだと思う。

登攀日、壁から一尾根を登りクリヤ谷へ降りる計画だった。壁を抜けキノコ戯れの最中、想定外の雨に祟られずぶ濡れ。第一尾根の続きは別ラインからまた次回持ち越し。

<アプローチ>
積雪期の穴毛谷に入るには雪の状態を読みきって入る必要がある。夜中に入谷し、夜が明けると周囲のきのこ雪時限爆弾が発射寸前で青ざめる。剱岳の西面よりアプローチは格段に近いが東面ならではの怖さがある。登攀終了後は一尾根を登りヒロサコ尾根の途中から新穂高へ降りると良いと思う。懸垂下降も藪が豊富なので問題ない。

新穂高まで富山大学からおよそ1時間50分。

<装備>
ひん曲がったアックスと縦爪のアイゼンが有効。岩のギア一式。イボイボも有効。

<快適登攀可能季節>
1月~3月中旬。なにより穴毛谷に入ることが可能なコンディションのとき。草付きが凍っていないと大変難渋しそう。

<温泉>
新穂高温泉なのでどこでも入ることが出来る。価格帯は高い。

栃尾の荒神の湯は良い露天風呂。体を洗う場合は石鹸を持っていこう。寒くて洗えないかもしれないけど。割石温泉まで行くのもいいだろう。