2016年7月21日木曜日

古川 滝谷カクレ滝





姿は屹立としていて目の前に立ったときの威圧感は凄まじく、間抜けのように口を空けてぽかんとしてしまう滝だ。下部は水を浴びながら比較的快適でスリリングな登攀が楽しめる。上部は左岸のブッシュに入って計4Pで落ち口に抜けたと思う。水量が多いときに登っており、上部の垂直帯の状況は解らなかった。渇水の時期に壁を見たらまた違ったラインも見いだせそうである。でもこの滝には水を激しく落とす様が似合っている気がする。自然の状態はまちまちである。一期一会である。どこを登ったとか、小さい事は気にせず、間抜けは間抜けらしく、その折々の自然に感謝し、ずぶ濡れになって笑い転げていれば良いのである。

<アプローチ>
国道425号の橋を降りて少し歩いて取り付く。滝が近いのでロングドライブ到着後、軽く一本という流れが適当かもしれない。滝を登り上部へ抜けても面白そうだ。滝だけ登る場合は懸垂であっさり帰る事が出来る。富山からは大阪周り、名古屋周りどちらも遠い。紀伊自動車道が出来て名古屋周りのほうが早いかもしれない。富山からおよそ6時間位だったかしら。

<装備>
カム、ナッツ、ピトン各種、あぶみ(念のため)、

<快適登攀可能季節>
5月~11月。土地勘がないので良く知らないけど。

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