奥美濃(越美山地)の福井側の山は富山から遠いのであまり縁がなく概念すら怪しい。しかし実は交通の便は良く、高速道路を使えば2時間で到着することが発覚。よっしゃ時には豪勢に奥美濃でも行ってみようや。
大河内川の真谷はまずどれかという話。日野川本流の標高400m左岸より合流するのが真谷であり、真谷には3本水線が描かれているが最初の左岸支流が杉谷、次の右岸支流が源平谷、そして真ん中を流れるのが真谷である。真谷の上部でも支流が綺麗に分かれて突き上げるピークが違ってくるのがややこしい。筆者らは830m付近の左岸支流より稜へ上がった。
真谷という谷は中々美しい谷で何気ない川原歩きも楽しい。ほとんどの滝は楽しく登れるのもありがたい。1箇所だけ凄いゴルジュのドン突きに落ちる滝から先が登れない滝が続くので左岸から巻いた。この巻きも全然悪くない。この山域は雪が多いのだろうが、普段登っている山域よりも巻きが容易な傾向にあるのが不思議。上部は昨今の大雨で荒れたのだろうか倒木が多くなる。奥美濃の稜線は登山道が無いのが最高だ。登山計画に合わせた下降する谷のルートを取ろう。
大河内川流域と山隣りの西谷や赤谷を絡めて色々な山の楽しみ方ができそうなので再訪が楽しみである。
<アプローチ>
広野ダムから日野川上流へと向かう林道へと車を走らせる。林道途中に取水堰堤があり、そこから先はダートとなる。道が悪く転回も難しいので無理せず早めに駐車が吉。日野川400m左岸より合流するのが真谷である(上部支流は真ん中)1288mに上り詰めると下降が厄介となる。1290mのロボットピークか、美濃俣丸北側のピークに出て適当に谷を下降して戻るのがいい。ロボットピーク伸びる尾根に踏みあとが有るらしいが未確認。
<装備>
沢慣れしていればロープは要らない。磨かれているがヌメリもあるのでフェルト推奨。
<快適登攀可能季節>
6月~10月。標高は低いし長期間たのしめるのではないかと思う。
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