2022年7月24日日曜日

神渕川 本谷左岸220m支流

 















飛水峡右岸はチャートが浸食されたゴルジュの発達が著しい。うねる様に、時には一直線に伸びるゴルジュの突破は楽しいの一語。下山を含めて3~5時間で終了するので富山からちょっと遠いが何かと便利な山域だと思う。

本谷左岸220m支流はピリリとしたシャワークライミングが楽しめる良渓。出だしからすぐに美しいゴルジュに滝がかかる。手が付けられない滝は割と簡単に巻ける。川原と小滝をこなし標高350mから物凄いゴルジュが始まる。思いっきりシャワークライミングを堪能しよう。チャートはやや滑りやすいがプロテクションは落ち着けばしっかりとれる。ナメを越えると何事もなかったかのような植林の平凡な渓相になる。眺めのいい室兼高屋山頂でのんびりランチタイムするのも最高だ。

しっかり突破系なのに早上がり。おかわりにもう一本はもちろん、ボルダーの前後にもいい。

<アプローチ>
そらふさがりのある本谷林道に入る手前に広い駐車スペースがあるのそこに駐車する。遡行終了は室兼高屋から七宗体育館へ降りる尾根へと入ったのち、林道入り口へ適当に尾根を下るか本谷右岸支流を下降する。尾根はどこもすっきりしておりどこでも下降可能。

<装備>
カム#1まで。ピトンは無くてもOKだったと記憶する。足回りはフェルトでもラバーでもいいかも。

<快適登攀可能季節>
4月~11月。標高は低いし長期間たのしめるのではないかと思う。

<博物館など>
日本最古の石博物館:地球岩石の成り立ちを学べる。怪しげな外観に反し、ちゃんとした科学館だ。レッキー君と地球の歴史を旅しよう!ただし、日本最古の石の称号は新たに発見された島根県の石に奪取されている・・これも実際に触れて感動!


0 件のコメント:

コメントを投稿