サッカーがフォワード11人で成り立たないように、沢登りもハードなゴルジュや難しい滝登りがずっと続く谷ばかりでは、毎週楽しめる遊びではないだろう。大聖寺川流域の沢登りの楽しさそして苔と森の美しさは素晴らしい。そして山が小さい事が幸いしてどんなコンディション、どんなメンバーとも味わえるという便利さもある。
富士写ヶ岳北西面に突き上げる沢を登ったのだが、この沢の名前が分からなかった。下山して大聖寺町の郷土史を調べても分からずでとても寂しいのだがここでは仮称とする。登り始めてちょっと藪ぽくて心配になるがやがて小滝が小気味よくあらわれて一安心。全然難しくなくひたすら楽しんで登っていく。標高600m付近で見た目で直ぐに核心と分かるチムニー状の滝が現れる。登るのは難しくないのでカムで支点を取りながらシャワークライミングをエンジョイしよう。これを登り終わると後は難しい滝もなく、美しいブナの森の登山道へと出る。ぶなが綺麗なので次は新緑の時期にきてみたい。
<アプローチ>
我谷登山口の入り口となる吊り橋手前に駐車する。吊り橋を渡って入渓して我谷登山道を利用して下山。
<装備>
カム少々、足回りはフェルト
<快適登攀可能季節>
6月~11月。標高が低いので新緑の季節から紅葉の晩秋まで楽しめると思う。
<温泉>
山中温泉:下山後は総湯菊の湯をおすすめする。銭湯風の公衆浴場で石鹸は持参する必要があるものの、440円とリーズナブル。男女は別建屋となっている。
<温泉>
山中温泉:下山後は総湯菊の湯をおすすめする。銭湯風の公衆浴場で石鹸は持参する必要があるものの、440円とリーズナブル。男女は別建屋となっている。
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