青海の岩場のコンディションは読みにくい。石灰岩のため遅れてくる染み出しで登れない事もままある。そんな時は近くにある山でハイキングや沢登りを楽しんで乾きを待つのはどうだろう。
虫川150m左岸支流はフリークライミングしかやらない人ともOKなお気楽な沢だ。川床の濃いしはチャートの赤い岩で鮮やかで印象的。入渓してしばらくは広い川原状を気持ちよく進む。春はコゴミやウルイといった山菜が得られるはず。やがて谷はゴルジュ地形を呈する。何か出てきたらどうしようと不安になるが、安心してください登れますよ。時折現れる小滝は簡単でロープは不要。ただし、ホールが乏しいので少しだけ注意である。のんびり、ゆらゆらと登っていくと林道へ到着する。林道歩きの帰りには不動滝を見物してくといい。
青海に行く前の朝活、乾き待ち、午後の日陰タイムまでの時間調整、夕飯のお采採取など意外に利用価値が高いように思う。これだけを目的とするのは勿体ないので、他の遊びと合わせてどうぞ。
<アプローチ>
青海から行くならば岡倉谷林道を利用する。千丈峰の大ギラ、小ギラ、中ギラのスラブを見物しながらの運転は楽しい。ただ、ちょっと運転距離が長くなるので虫川集落から行く方が合理的かも。入渓場所の駐車スペースが広いので心配はいらない。帰りは林道を歩く。
<装備>
何もいらない。やや滑りやすい岩なので注意。
<温泉>
帰りしなならば、朝日町の境鉱泉、たから温泉といったナトリウム泉の温泉がある。500円くらいで入浴可能
<博物館>帰りしなならば、朝日町の境鉱泉、たから温泉といったナトリウム泉の温泉がある。500円くらいで入浴可能
<快適登攀可能季節>
5月~11月
糸魚川有るフォッサマグナミュージアムは素晴らしい。ここでは石の鑑定も行っているので、山で見つけた気になる石を鑑定してもらおう!(一人10個までです)
翡翠園:散策可能な日本庭園。よく考えられていて、どこから見ても趣が有る。島根県足立美術館の作庭が有名な中根金作による庭園である。構成から考察するに、彼はあの巨大なヒスイ原石を嫌悪していたのではないかと邪推してしまう。
玉翠園:同じく中根金作による庭園。こちらは観覧庭園でガラス越しにしか眺めることは出来ない。柔らかな丘による高低が印象的。
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