2015年10月24日土曜日

八ツ峰Ⅵ峰フェース群






  A,B、C,Dの各フェースにはクラシックルートが豊富に有りどれも楽しい。中央大ルートはⅣ級とは思えないフリークライミング的なムーブを楽しめる。富山大と久留米大もグイグイ登る感覚が最高。熊の岩を早朝に出れば1日3~4本登れるので、2日で殆どのルートは登れるだろう。

<アプローチ>
最も容易なのは立山駅からアルペンルートを利用し剣沢へ入山。長次郎谷を詰めてⅤ、Ⅵのコルまで。室道からⅤ、Ⅵのコルまでおよそ8時間程度。
個人的には早月尾根からのアプローチをお勧めする。山頂経由でⅤ、Ⅵのコルまで全装備を背負っておよそ12時間30分。登攀後、Ⅴ、Ⅵのコルに下りる場合はAフェースまで縦走し懸垂一発。ただ、歩きの下降が悪いので初心者がいる場合はろーぷを出した方が良いかもしれない。八ツ峰上半を縦走するのもオツだ。

富山大学から立山駅まで1時間、馬場島までは45分

<装備>
カム1式、ナッツ少々、一応ピトンも。もし残置をフル活用するつもりならば、何も持っていかなくても良いくらい豊富に残置がある。が、お勧めはしない。

<快適登攀可能季節>
5月~10月。春~夏は取り付きまでに氷雪技術がアプローチに要求される。春は雪のブロック崩壊に注意。10月は降雪に備え雪山装備で望んだ方がよい。剣沢経由の場合、例年9月に入ると八ツ峰Ⅰ、Ⅱ峰間ルンゼの雪渓が不安定になるので注意が必要。早月尾根アプローチの場合、長次郎左俣上部の雪渓は8月中から割れ始める。


  <博物館など>
西田美術館:ロシアイコンや曼荼羅があった。そして剱岳の資料が豊富。魚津岳友会の会報が熱い。

大岩山:行基が掘ったといわれる石仏がある。本当かしら。

富山県薬用植物指導センター:5月中旬に芍薬の花が満開になるとても綺麗。





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