左稜線と中央チムニーに人が集中するが、左下カンテ~左方カンテもとても面白い。岩が脆いのでビレイポイントの位置に気をつける。hクラックもスッキリしていて楽しい。
<アプローチ>
最も容易なのは立山駅からアルペンルートを利用し剣沢へ入山。長次郎谷を詰めて池ノ谷乗越経由、三の窓から取り付く。室堂から10時間くらい。ベースは三の窓よりも熊の岩を推す。
個人的には早月尾根からのアプローチをお勧めする。山頂経由で熊の岩BCへ。全装備を背負っておよそ12時間30分。下降は池ノ谷ガリーへ懸垂とクライムダウン。
富山大学から立山駅まで1時間、馬場島までは45分
<装備>
カム1式、トライカム少々、ナッツ少々、ピトンも少々。
<快適登攀可能季節>
5月~10月。春~夏は取り付きまでに氷雪技術がアプローチに要求される。春は雪のブロック崩壊に注意。10月は降雪に備え雪山装備で望んだ方がよい。剣沢経由の場合、例年9月に入ると八ツ峰Ⅰ、Ⅱ峰間ルンゼの雪渓が不安定になるので注意が必要。早月尾根アプローチの場合、長次郎左俣上部の雪渓は8月中から割れ始める。
<博物館など>
西田美術館:ロシアイコンや曼荼羅があった。そして剱岳の資料が豊富。魚津岳友会の会報が熱い。
大岩山:行基が掘ったといわれる石仏がある。本当かしら。
富山県薬用植物指導センター:5月中旬に芍薬の花が満開になるとても綺麗。
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