沢ヤから多くの賛辞を受ける大畠谷。内容も景観も間違いなく1級品の沢である。それでいて難しすぎる箇所や、極端に悪い部分があるわけではない。地道に経験を積んでいけば誰でも手が届く名渓だと思う。ぜひ富山の沢ヤには行ってほしい場所である。筆者は左俣も右俣も登った。左俣は大滝以降はゴルジュ内を登らせてもらえない滝が続きちょっと苦しい。右俣は少し脆いスラブ帯さえ気をつければ快適に登ることが出来ると思う。それにしても二俣の景色はどうやって出来上がったのだろう。神秘である。
<アプローチ>
一泊二日で左も右も遡行可能。その場合は1日目に二俣まで行かないと厳しい。下降する開津谷はクライムダウン、懸垂下降もあって楽しい。面倒な場合は登山道下山にすると良い。大笠山も良い山なので山頂を踏むことを勧める。途中には黒池スラブ、開津谷には仙人壁が有る。余裕を持った日程ならば登るのも一興。
国道156号は九十九折で時間が掛かる。値は張るが五箇山ICまで高速利用がお勧め。桂湖の大笠山登山道入り口に駐車。
富山大学からおよそ1時間30分
国道156号は九十九折で時間が掛かる。値は張るが五箇山ICまで高速利用がお勧め。桂湖の大笠山登山道入り口に駐車。
富山大学からおよそ1時間30分
<装備>
カム少々。ピトン少々。あぶみ。斜め懸垂するところの残置が怪しいので、念のためボルトも有った方がいいのかなぁ。クライミングシューズは要らないと思う。有っても良いと思うけど。
<快適登攀可能季節>
9月中旬~10月中旬。紅葉の時期に行きたい。残雪が無くなって、広葉樹が色好き始める頃が粋。
<温泉>
くろば温泉
<グルメ>
高千代という猟師の店が有る。熊、猪、鹿は当然。なんとハクビシンも味わえる。
春には山菜、秋にはきのこと折々の味を楽しめる。お勧め。
<博物館>
世界遺産の五箇山集落に古民家があり歴史を学べる。平家の落ち武者によって拓村された。
囚人を幽閉する場所でもあった。古い流刑小屋もあるので立ち寄ろう。江戸時代には、加賀藩の火薬庫で塩硝を製造していた。ブナオ峠から火薬を運搬していたのだろうか。そんな思いを馳せながら山を楽しもう。
くろば温泉
<グルメ>
高千代という猟師の店が有る。熊、猪、鹿は当然。なんとハクビシンも味わえる。
春には山菜、秋にはきのこと折々の味を楽しめる。お勧め。
<博物館>
世界遺産の五箇山集落に古民家があり歴史を学べる。平家の落ち武者によって拓村された。
囚人を幽閉する場所でもあった。古い流刑小屋もあるので立ち寄ろう。江戸時代には、加賀藩の火薬庫で塩硝を製造していた。ブナオ峠から火薬を運搬していたのだろうか。そんな思いを馳せながら山を楽しもう。
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