県西部の山は植生も広葉樹中心で心安らぐ山が多い。白木峰は山頂に池塘が点在する素晴らしい湿原になっている。この山頂のなだらかな地形は隆起準平原と考えられている。山を構成する岩石は下部は花崗岩で上部は飛騨変成岩。花崗岩部分ではマサ化に伴った土砂崩れが多く発生する。そのため下部ゴルジュの地形は変わりやすい。2度遡行したが別物であった。遡行は快適そのもの。小気味よく滝が連続しどれも直登可能だ。沢慣れしたパーティーならばロープの出番は無いだろう。東又谷から継続する真川谷も明るく美しい谷。自然と山頂に登ることが出来るのも嬉しい。7月にはニッコウキスゲが満開となる。どんな登り方をしても楽しめる大好きな山だ。
<アプローチ>
このルートだと車2台が前提となる。白木峰に車を一台回し猟師ヶ原堰堤へ。車のデポが大変だが楽しい山旅のためと思って我慢。
猟師ヶ原堰堤まで富山大学からおよそ1時間
<装備>
ピトン少々。追加で適当にパッシブプロテクションを持っていけばよい。プロテクションは良好で経験者が入れば初心者連れでも楽しめる。
<快適登攀可能季節>
7月~10月。花崗岩の谷で出水は早い。増水には注意しよう。
<温泉>
大長谷温泉:小さいけどアットホームな良いお風呂。露天風呂はいつもぬるい。
<博物館など>
高熊カキ貝化石床:仁歩川と野積川の合流点にカキ貝の化石と珪化木を観察することが出来る。この地はその昔温暖な海だったのだ。マングローブ林が広がっていたらしい。
大長谷温泉:小さいけどアットホームな良いお風呂。露天風呂はいつもぬるい。
<博物館など>
高熊カキ貝化石床:仁歩川と野積川の合流点にカキ貝の化石と珪化木を観察することが出来る。この地はその昔温暖な海だったのだ。マングローブ林が広がっていたらしい。
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