富山の沢入門として必ず名前が挙がる谷であり、非常に短いもののその内容はコンパクトに纏まっている。その小川のような流れは人間には丁度いい塩梅で体に馴染む。云わば、海外旅行で現地のご馳走をたらふく食べるのもよいが、宿に戻りインスタント味噌汁を啜るとほっとするような感じである。そのため四季折に触れては遡行したくなるのである。
名前の由来となった赤いナメは、酸化鉄を含む流紋岩系ではないか考えている。閃長岩(赤御影)やチャートに見られる赤色の成因は酸化鉄によるものらしい。鉱物単位ではアルミニウムやマンガンによる発色があるようだ。梨谷川周辺は大笠山のスラブと似たスラブが所々露出している。もしかしたら由来が一緒なのかもしれない。
<アプローチ>
名前の由来となった赤いナメは、酸化鉄を含む流紋岩系ではないか考えている。閃長岩(赤御影)やチャートに見られる赤色の成因は酸化鉄によるものらしい。鉱物単位ではアルミニウムやマンガンによる発色があるようだ。梨谷川周辺は大笠山のスラブと似たスラブが所々露出している。もしかしたら由来が一緒なのかもしれない。
<アプローチ>
国道156号線側から行こうとすると、九十九折の道で嫌になる。国道304号線側のほうが行きやすいように思う。たいらスキー場を過ぎ、建物が近くにある林道へ入る。滝マークの有る沢が美ヶ谷だ。下降は送電線巡視路を利用し、細尾トンネル経由で戻る。送電線巡視路は縦横に走っているので方角には注意が必要。
<装備>
大滝を登るのであれば念のためロープ。プロテクションは取りずらいので後続用。
<快適登攀可能季節>
5月~11月新緑と紅葉の時期が素晴らしい。早い時期だと残雪が残っているが、この谷にはそれも悪くない。
<博物館など>
縄ヶ池:五月連休あたりに水芭蕉が満開になる。駐車場から砺波平野の散居村を一望できるのも魅力。5月ならば田植えの時期、水田の水面に反射する夕日を眺めたい。10月ならば実りの時期、赤く染まった揺れる稲穂を堪能したい。
福光美術館:福光は棟方志功が6年ほど疎開していた土地である。そのため作品が多くの作品が残されている。企画展も渋く見逃せない。別館の愛染苑も訪れたい場所である。厠にまで絵を描く棟方志功の自由な人柄が感じられる家だ。
南砺バットミュージアム:日本プロ野球の往年の名選手のバットが触れる。メジャーリーガーのバットもある。タイカッブとベーブルースが使用したバットを触って大興奮!親父さんも気さくで良い時間を過せる。
井波彫刻総合会館:井波彫刻は県外にそれほど認知されていないように思う。豪快かつ繊細な技術に感動する。瑞泉寺も行っておこう。
縄ヶ池:五月連休あたりに水芭蕉が満開になる。駐車場から砺波平野の散居村を一望できるのも魅力。5月ならば田植えの時期、水田の水面に反射する夕日を眺めたい。10月ならば実りの時期、赤く染まった揺れる稲穂を堪能したい。
福光美術館:福光は棟方志功が6年ほど疎開していた土地である。そのため作品が多くの作品が残されている。企画展も渋く見逃せない。別館の愛染苑も訪れたい場所である。厠にまで絵を描く棟方志功の自由な人柄が感じられる家だ。
南砺バットミュージアム:日本プロ野球の往年の名選手のバットが触れる。メジャーリーガーのバットもある。タイカッブとベーブルースが使用したバットを触って大興奮!親父さんも気さくで良い時間を過せる。
井波彫刻総合会館:井波彫刻は県外にそれほど認知されていないように思う。豪快かつ繊細な技術に感動する。瑞泉寺も行っておこう。