常願寺川は左岸、右岸ともに中々魅力的な沢登りエリア。左岸の大迫戸谷、カラ杉谷は2000m急に突き上げるピリ辛渓谷。右岸の鬼ヶ城谷と熊王清水谷(仮称)なんてのも良かった。さて、右岸でヤバい雰囲気のある谷といえば大谷と桑谷が代表格で間違いない。大谷の核心部は750mから始まる大滝だろう。この滝は直登は難しく、左右の壁にも弱点が乏しい。大きく高巻こうとしても、どこかで岩壁に当たり苦しい。スラブでフリーが苦しいのでブッシュを使った人工で何とか抜けることになる。偵察気分で訪れていたのにハードな雰囲気。暑くてのどが渇いてきたので大人しく懸垂して降りた。大高巻きしても谷に戻れるのかは分からないけど、涼しくなったらまた行こう。
<アプローチ>
大谷は常願寺川と543m付近で合流する支流で上部に滝マークが示されている谷。立山駅から砂防工事用道路を歩く。この道路は早朝に抜けないとならない。工事責任者と出会ったら最後、強制送還の憂き目に会うだろう。現場の方には挨拶をしよう。
<装備>
カム、ピトン、岩は中々の脆さ。あぶみとクライミングシューズが有るといい。
<快適登攀可能季節>
7月~10月。南面で標高も低いので早い時期から楽しめそう。
<温泉>
ホテル森の風立山、吉峰グリーンパーク
<博物館>
立山博物館:別館まんだら遊園の異空間を一度は味わってほしい。
カルデラ砂防博物館:いい。僕の好きな治水の恩人ヨハネスデレーケの展示もある。
<博物館>
立山博物館:別館まんだら遊園の異空間を一度は味わってほしい。
カルデラ砂防博物館:いい。僕の好きな治水の恩人ヨハネスデレーケの展示もある。
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