2022年8月8日月曜日

常願寺川 マムシ谷

 




常願寺川マムシ谷。これは国土地理院地図はもちろん、エアリアにも名称が記されていない谷である。小さな沢の谷の名称を調べるのは難しい。図書館で調べても分からないことが多くて難儀する。現地に赴いて橋脚に示されている場合や工事看板に示されている事が多いので注意して歩こう。マムシ谷の特徴は下部は粘土みたいな花崗岩破砕帯、上部は溶岩流のようなスラブ状を呈するところ。ただ、土砂の堆積が物凄くあっという間に水が枯れてしまうのが寂しい。雨裂マーク手前で水が消えて斜面を上がることになるが、意外に藪が薄いので我慢して登ることができる。率直に言えば沢登り的には訪れる理由が乏しい。美女平散策と併せて楽しむのがいい。

<アプローチ>
マムシ谷は常願寺川と500m付近で合流する支流。立山駅から砂防工事用道路を歩く。この道路は早朝に抜けないとならない。工事責任者と出会ったら最後、強制送還の憂き目に会うだろう。現場の方には挨拶をしよう。

<装備>
カムが有ったら使える。岩は中々の脆さ。

<快適登攀可能季節>
7月~10月。南面で標高も低いので早い時期から楽しめそう。

<温泉>
ホテル森の風立山、吉峰グリーンパーク

<博物館>
立山博物館:別館まんだら遊園の異空間を一度は味わってほしい。
カルデラ砂防博物館:いい。僕の好きな治水の恩人ヨハネスデレーケの展示もある。

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