2016年1月4日月曜日

井戸入沢の滝





下から眺めると物凄い傾斜に見えるが取り付くとそれほどでもない。川床からスラブをフリーで登り、適当なところからロープを出す。豪快なシャワークライミング突破が出来るナイスな大滝である。しかし木曽駒周辺の花崗岩の特徴であるボロさは健在で水流沿いとて油断なら無い。大滝を抜けるとショボーイ藪沢である。何故ここだけ大きな滝になったのだろう。

<アプローチ>
安房トンネルから木祖方面へ。国道361号から松川方面、小渋ダム方面県道59号線沿いに突如現れる。

<装備>
カム一式、ピトン少々、クライミングシューズ

<快適登攀可能季節>
6月~11月中旬。

小野川 奇美世の滝






奇美世の滝は変わった形状の滝である。良く冷え込んだシーズンにはカーテン氷瀑があちこち架かり良きアイスクライミングゲレンデとなるだろう。最も登り応えがあるのはやはり本流。3Pのアイスクライミングで落ち口に抜けることが出来る。

<アプローチ>
安房トンネルから木祖方面へ。国道19号線に合流したら南下。小野川林道の終点で駐車であとは徒歩

<装備>
スクリューを10本くらい有れば十分

<快適登攀可能季節>
1月下旬~2月中旬。良く冷え込んだシーズンで無ければ登攀不可。

<博物館など>
妻籠宿:中仙道の宿場町を保存して観光地化してある。いかにもな観光地。おばちゃんの解説はさながら噺家であり職人技である。内容は非常に興味深い。そして歴史資料館も秀逸である。斜に構えて行かないのは損。

寝覚ノ床:木曽川の流れと方状節理が生み出した景勝地。一見の価値あり。裏寝覚め~寝覚めまではボルダリングも可能。お勧めの課題は一斗の缶。


伊奈川 越百川





中央アルプスの突破系ゴルジュ。遡行時は6月で水は肌を刺すように冷たかった。ゲリラ豪雨直後で圧倒的な水量の中下部のゴルジュを堪能。ドザエモンと化す恐怖を感じながら、全力水泳、ドライツーリング上陸などの技術を駆使し楽しんだ。水の少ないときは歯ごたえが無さ過ぎるように思う。黄鉄鉱(FeS2)が砂金のようにきらめく川床は美しい。愚者の金と称されるが愚かであっても美しければそれでいい。

<アプローチ>
安房トンネルから木祖方面へ。国道19号線に合流したら南下。伊奈川沿いの林道を走りゲートに駐車。釣り師が居ることもあるので注意。

<装備>
カム少々とピトン少々。あぶみがあると後続が楽。
水が冷たいのでライフジャケットとウェットスーツが有った方が快適。

<快適登攀可能季節>
7月~9月。暑い時期にバシャバシャとやりたい。

<博物館など>
妻籠宿:中仙道の宿場町を保存して観光地化してある。いかにもな観光地。おばちゃんの解説はさながら噺家であり職人技である。内容は非常に興味深い。そして歴史資料館も秀逸である。斜に構えて行かないのは損。

寝覚ノ床:木曽川の流れと方状節理が生み出した景勝地。一見の価値あり。裏寝覚め~寝覚めまではボルダリングも可能。お勧めの課題は一斗の缶。

南木曽田立不動岩:花崗岩のマルチピッチフリークライミングエリア。ロクスノNo.57にトポあり。

田立の滝:シャワークライミングゲレンデとして利用可能。観光客の視線が痛い。

<温泉>
灰沢温泉:これまで入った温泉の中でも趣、泉質ともにトップクラス。露天風呂は混浴。

柿其渓谷









花崗岩ゴルジュのゲレンデ。林道の橋が何度も頭上を跨ぐのでムードは全く無いが遡行内容は素晴らしいので、夏休みの暑い時期に木曽駒の沢と合わせて楽しむと良いのでは。霧が滝を登るとなるとそれなりの登攀になる。

<アプローチ>
安房トンネルから木祖方面へ。国道19号線に合流したら南下。柿其渓谷は公園化されているので迷うことは無いと思う。

<装備>
カム少々とピトン少々
ライフジャケットとウェットスーツが有った方が快適。

<快適登攀可能季節>
7月~9月。暑い時期にバシャバシャ気軽に泳ごう。

<博物館など>
妻籠宿:中仙道の宿場町を保存して観光地化してある。いかにもな観光地。おばちゃんの解説はさながら噺家であり職人技である。内容は非常に興味深い。そして歴史資料館も秀逸である。斜に構えて行かないのは損。

寝覚ノ床:木曽川の流れと方状節理が生み出した景勝地。一見の価値あり。裏寝覚め~寝覚めまではボルダリングも可能。お勧めの課題は一斗の缶。

南木曽田立不動岩:花崗岩のマルチピッチフリークライミングエリア。ロクスノNo.57にトポあり。

田立の滝:シャワークライミングゲレンデとして利用可能。観光客の視線が痛い。

<温泉>
阿寺温泉:あでら荘

巻機山 米子沢









言わずもがな素晴らしい沢である。ナメで名声を得ている沢だがゴルジュと大滝も配している。突破前提で臨むことで篤志家にも充実する。上部の明るく開けた草原ナメは沢ヤにとって天国。

<アプローチ>
国道8号線で上越まで行き、国道253号線を利用すると早くて安上がり。もちろん上越までは高速を利用すると更に早い。

富山大学から総て下道で4時間30分くらい

<装備>
アクアステルスが有効。初心者の入山が多いようだが易しい谷ではないと思う。
ロープを出しにくい登攀箇所もあり、ある程度沢を登ったことがある初心者向けではないか。
上部で敢えて泊まっても趣があり良いと思う。

<快適登攀可能季節>
8月~10月

<温泉>
湯らりあ:六日町リーズナブルな銭湯。石鹸は持参

<博物館など>
絵本と木の実の美術館:廃校になった小学校を利用した美術館。とっても面白いのでいってみよう。ヤギが三匹いて触れ合おうとしたらド突かれた。要注意

越後湯沢雪国館:川端康成がボンボンでどうしようもない奴だったのではないかと思ってしまう

棟方志功アートステーション:道の駅の二階にあるので入ってみると良いと思う。

巻機山 高棚川 












巻機山周辺には花崗岩などの貫入岩が広く分布しており、米子沢に代表されるスラブの沢が楽しめる。高棚川は北西に位置しイワキ頭に突上げている沢である。短いながらもピリリと辛い遡行が味わうことが出来る。特に詰めの急傾斜ヌルヌル滑り台状スラブには肝を冷やすだろう。この沢の上部は貫入岩系ではなさそうだ。雰囲気としては大畠谷や大迫戸谷の岩と似ていた。プロテクションは良好である。

<アプローチ>
国道8号線で上越まで行き、国道253号線を利用すると早くて安上がり。もちろん上越までは高速を利用すると更に早い。

富山大学から総て下道で4時間30分くらい

<装備>
ピトン少々とカム一式。フラットソールも有ると登り易い。日帰りで楽しむ沢。
上部は支点が取れないスラブが急傾斜で200m以上続く。足並みの揃ったパーティー向け

<快適登攀可能季節>
8月下旬~10月

<温泉>
湯らりあ:六日町リーズナブルな銭湯。石鹸は持参

<博物館など>
絵本と木の実の美術館:廃校になった小学校を利用した美術館。とっても面白いのでいってみよう。ヤギが三匹いて触れ合おうとしたらド突かれた。要注意

越後湯沢雪国館:川端康成がボンボンでどうしようもない奴だったのではないかと思ってしまう

棟方志功アートステーション:道の駅の二階にあるので入ってみると良いと思う。

2016年1月3日日曜日

海谷横断

















年末年始の長期休暇は一般会社員で多く取れても精々10日である。富山県山ヤのスイートホーム冬剣、雪黒部の内院に潜り込むには心もとない日数だ。となると、穂高パチンコ。というのは在り来たりで面白みが無い。偉大な先人によって何百回と実践されてしまっているのである。となれば向う先は沢ヤの聖地糸魚川市は海谷渓谷だ。海を至近に雪山縦走する。なんて素敵なことでしょう。全装備を背負ってラッセルし、縦走し、川を渡渉し、登攀する。まさしくプチ黒部横断を味わえる会社員登山者にもってこいの場所なのだ。標高が1700m以下で地形が明瞭であるため全天候行動を見込めるのもありがたい。今回は山峡パーク~駒ケ岳~鋸岳~エビクラ西壁の第二バットレス登攀~鉢山と縦走した。残念ながら阿彌陀~烏帽子は登ることが出来なかった。エビクラ第二バットレス下部は全装備を背負った状態では本気のダブルアックスとなる。上部はブッシュのリッジ。第3バットレスは鋭いアレート。本気で望む素晴らしい課題と思われる。

<アプローチ>
糸魚川からタクシーで御前山集落まで。烏帽子まで行ったら笹倉温泉起点のバスが出ている。

<装備>
第二バットレス下部は藪が発達しているのでスリング多め。ピトン少々。第三バットレスはカム等の岩のギアを頻繁に使用する事になると考えられる。行程に余裕を取って、海川BCでエビクラ西壁を身軽に登攀することが許されたらどんなに素晴らしいだろう。逆層スラブに少ない節理は特級品の冬期登攀を提供してくれるはずだ。

<温泉>
笹倉温泉:入浴料700円。ただし、着替えを持っていないと入っても意味無い。

<快適登攀可能季節>
実際は雪がしっかり付いた1月以降が楽しめそうである。もちろんラインにもよる。千丈ヶ岳のルンゼや高地岳のルンゼを登るのであれば2月が適期。

<グルメ>
たら汁が名物だが、はっきり言ってそれほどでもない。糸魚川では近頃ブラック焼きそばなるB級グルメの普及に勤めているが、いまひとつ正体が掴めていない。量を食いたいのであれば「きんかい」で定食のご飯大盛りを注文しよう。日本昔話級のてんこ盛りが食える。親不知道の駅の食堂は夕飯時は閉店しているので期待してはいけない。

<博物館>
富山への帰りしな、糸魚川有るフォッサマグナミュージアムは素晴らしい。ここでは石の鑑定も行っているので、山で見つけた気になる石を鑑定してもらおう!(一人10個までです)