2015年10月29日木曜日

大芦倉谷


















大畠谷の対岸にある大芦倉谷は地形図でゴルジュマークが続きそそられる。デイサイト~流紋岩の地質で岩は硬い。高低差が少ない下部はゴルジュ地形に小気味良く小滝が続く。どれも無理なく適度な難易度で楽しめる。中盤は少し難しめの滝も出て渋い。森は美しく、魚影は濃い。やや緊張する詰めをこなすと五箇山の名山、人形山の山頂へ飛び出す。

富山県でニクイロシブキツボという蝸牛を探している。妙に官能的な名前に男のロマンを覚える。石川県と新潟県で発見されているの何故か富山県では見つかっていない。レッドデータブックにも記載される希少種で沢の源流の飛沫が当る滝に生息するそうだ。そのため富山県の沢では積極的に流水突破を試みている。が、まだ見つかっていない。


<アプローチ>
一泊二日では人形山登山道下山になるだろう。環境には悪いが車2台になる。二泊三日の日程ならば、小芦倉谷を下降するのも興味深い。

国道156号は九十九折で時間が掛かる。値は張るが五箇山ICまで高速利用がお勧め。人形山登山道までの道はダートもあり車高の低い車は注意。大芦倉谷へは民家の横の道を抜けて広場駐車。少し林道を歩く。

<装備>
カム少々。ピトン少々。下部は岩も硬くカムが良く効く。

<快適登攀可能季節>
9月上旬~10月中旬。紅葉の時期に行きたい。梅雨明け直後だと残雪があるし、真夏ではオロロに発狂する。

<温泉>
くろば温泉

<グルメ>
高千代という猟師の店が有る。熊、猪、鹿は当然。なんとハクビシンも味わえる。
春には山菜、秋にはきのこと折々の味を楽しめる。お勧め。

<博物館>
世界遺産の五箇山集落に古民家があり歴史を学べる。平家の落ち武者によって拓村された。
囚人を幽閉する場所でもあった。古い流刑小屋もあるので立ち寄ろう。江戸時代には、加賀藩の火薬庫で塩硝を製造していた。ブナオ峠から火薬を運搬していたのだろうか。そんな思いを馳せながら山を楽しもう。





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