新穂高からロープウェイを利用すれば西穂高岳は手軽にアイゼン歩行と雪山ロープワークの実践が可能な場所である。観光客の中にまぎれて入山というのも趣に欠けるし、節約のため下部の尾根から歩こう。さらに焼岳まで縦走をすれば、読図技術とラッセルも満喫することが出来るのでより楽しい山登りになる。西尾根は経験者の体慣らしに良い尾根だ。ジャンクションピークからは早月尾根の様な岩稜を少しだけ味わい山頂へ。西穂山荘から割谷山までは登山者の数もぐっと減り静かな山を楽しめる。二重山稜部分もあり天候によっては迷いやすい。焼岳へピストンしたら中尾温泉めがけて適当に下降する。
<アプローチ>
新穂高から右俣林道を歩き、穂高平の小屋の裏から取り付く。雪が無いと笹薮が五月蝿い尾根を登る。泊まりの場合は2350m付近になるだろう。焼岳から中尾温泉への下降はトラバースして適当に尾根筋を繋いだ。
<装備>
スリングだけで問題ない。
<快適登攀可能季節>
12月~3月。
<温泉>
中尾温泉、新穂高温泉
中尾温泉、新穂高温泉
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