2016年1月20日水曜日

池郷川














沢登りにもグレードが有るらしい。遡行記録に乏しい北陸の沢にはグレードが付いた場所が殆ど無い。池郷川はそのグレード表のトップ、第六級の谷で最高峰とされているそうだ。そんな池郷川、遡行すれば只管に楽しく愉快な沢である。登攀での支点はしっかり取れるし、絶望的な泳ぎの箇所も無い(もちろん状況による)。厳しいと思ったらあっさりと高巻くことが可能だ。林道も至近なので最高のゴルジュゲレンデ。富山にあるその辺の藪沢のほうがよっぽど緊張すると思う。

著しい装備の発達が積極的な泳ぎと登攀を容易にしたのであろうか。ともあれ、最高に面白い沢であることは間違いない。ロングドライブを厭わずに行ってみよう。同人ルーデンスによって開拓された石ヤ塔も登ってみたい。

<アプローチ>
富山からは大阪周り、名古屋周りどちらも遠い。大阪から国道309号で行った。紀伊自動車道が出来て名古屋周りのほうが早いかもしれない。
富山からおよそ6時間位だったかしら。下山は適当なところで林道に上がる。出合いの川原でベースキャンプを張って気楽に登るも良い。

<装備>
カム(リンクカムワンセットくらい)、ナッツ、トライカム少々、ピトン少々、あぶみ、ウェットスーツとライフジャケットが有っても良い、クライミングシューズ(無くても良い)

<快適登攀可能季節>
7月~9月上旬。水量の少ないほうが積極的に水で遊べると思う。

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