2016年3月6日日曜日

中山







冬晴れの一日、富山市内から立山連峰を眺める。剱岳は早月尾根が野太く山頂を貫ぬき、山体を支える岩稜は厳つい。猛々しくも、寂寞を感じさせる山である。馬場島から登る中山は剱岳西面の展望台として親しまれている。ルートは東小糸谷からと、堰堤下の登山口の二通り。堰堤下の登山口入り口にはボルダー(A岩)がある。下山後に遊ぶのもいい。馬場島周辺は富山では光害の少ない場所で天体観測適地。好きな山の麓、川のせせらぎを耳に星空を眺める。まさしく至福のひととき。

<アプローチ>
富山大学から馬場島まで45分。五月の連休までは青少年ゲートまでしか車は入れない。

<快適登攀可能季節>
夏を除く年中。熊鈴は持っていこう。

<温泉>
アルプスの湯、ゆのみこ温泉

<博物館など>
西田美術館:ロシアイコンや曼荼羅があった。そして剱岳の資料が豊富。魚津岳友会の会報が熱い。

大岩山:行基菩薩の石仏は大迫力。

富山県薬用植物指導センター:5月中旬に芍薬の花が満開になるとても綺麗。五月の連休より少し後が見頃になる。芍薬は生薬として用いられるので栽培されている。有効成分はペオニフロリン。有名なのは甘草との組み合わせたもので芍薬甘草湯。グリチルレチン酸との組み合わせである。






0 件のコメント:

コメントを投稿