2016年6月20日月曜日

真川支流 ヤクシ谷





折立から登る真川支流の谷は沢登りとして遡行価値があるものが少ない。風化に弱い花崗岩で構成されているため、土砂が発生し谷が荒れているからだろう。ヤクシ谷も基本的にゴーロ。しかし標高1800mあたりで突如硬い岩が現れ、大滝とナメが現れる。おおっと盛り上がるのも束の間で再びゴーロとなり、やがて美しい草原の詰めとなる。沢登りのルートというより、太郎平への登路の一つとして捉えて楽しみたい。2つの大滝(20mくらい)はクラックもあるので登ったらそれなりに面白うそうだ。

<アプローチ>
折立から真川谷本流を歩いて取り付く。林道でアプローチしようとすると、現在地が掴みにくく嵌る可能性があるので本流を歩いた方が無難だと思う。下山は登山道を利用すると楽。

<装備>
遡行するだけならば特にいらない。全くの初心者が居る場合はロープが有ったら良い程度。
2つの大滝を登るのであればそれなりの岩ギアを要する。

<快適登攀可能季節>
7月~10月 

<温泉>
亀谷温泉白樺ハイツ

0 件のコメント:

コメントを投稿