2016年6月1日水曜日

敦賀門ヶ崎 海の岩場







沢のせせらぎも風情があるが、潮騒も又格別な情趣がある。それがクライミングと一緒ならば殊更素晴らしいものだ。とは言っても、城ヶ崎、大堂海岸、神須ノ鼻といった代表的シークリフは富山から非常に遠い。北陸3県では福井に蘇洞門や門ヶ崎に東尋坊といった海岸の岩場がある。その辺のエリアについて、クライミングの内容とスケールはさておき風情は特級品で間違いない。門ヶ崎の岩場は花崗岩質の岩場で、風化により脆い部分が多いものの、節理が豊富なのでラインは適当に選ぶことが出来る。探検気分で岩塔に立てば気分爽快。稜線の風も良いが潮風もまた格別なのである。

<アプローチ>
富山からは高速を利用して敦賀まで行き、白木海水浴場へ。漁港に駐車し、海岸線を西にトラバースすると岩場にたどり着く。うっかり水際に荷物を置くと潮にさらわれそうになるので注意。

<装備>
そこらじゅうにクラックが有るので、カムやナッツを持っていけば適当に登る頃が出来る。風化が激しいので、よく見極めて取り付きたい。ボルト支点のチェックは慎重に行いたい。釣り好きならば竿を持っていくと良い。

<快適登攀可能季節>
波が高くないとき。あんまり暑くないとき。

<博物館など>
敦賀原子力館:門ヶ崎の直ぐ近くには高速増殖炉もんじゅがある。原発の利用は賛否が有るだろうが、その原理と工学的な機構は興味深い。冷媒にナトリウムやカリウムを使用する合理的で大胆な発想に感心した。漏れちゃったけど。

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