2019年8月21日水曜日

高瀬川 東沢ニノ沢









東沢二ノ谷はスラブと大滝が標高差600m続く豪快な谷である。地形図でも明らかにヤバそうな右に流れが変わる地点には立派な約80mの大滝がある。そしてその周りには未踏と思われる高差200m以上の岩壁が展開している。この壁は冬季どうなっているのだろう。中部~上部はスラブと大滝の合間にミニゴルジュを挟み演出に余念が無い。惜しむらくは流芯は節理に乏しいスラブのため、どの滝も手が付けられないことだ。筆者らはこの谷を下降したため登り方について言及できないが、恐らく殆ど高巻かざるを得ないと思われる。これらの遡行内容は川九里沢右俣にそっくりだ。高瀬川上流右岸の豪傑、東沢と川九里沢を遡下降する計画も素敵だね。

<アプローチ>
七倉山荘から歩いて東沢出合へ行き、東沢取水堰堤までは林道を利用する。そこから遡行を開始して直ぐにニノ沢が出合う。幕営適地は無い。泊まるのではあれば無理やりになる。水が涸れるのが早く上部は倒木が多い樹林帯の急登となる。下降は滝ノ沢野口沢を下降すると合理的。

<装備>
登れる滝は少ないと思うけど、カム少々とピトンくらいあれば良いのでは。足回りはフェルトが良い。

<快適登攀可能季節>
7月~10月上旬 

<博物館など>
大町山岳博物館:資料館が素晴らしい。剥製の展示も豊富で躍動感、物語性があり見入ってしまう。ボルダリング壁も一回100円で一日利用可。

塩の道ちょうじや:庄屋であった平林家を展示。千国街道から運ぶ塩は瀬戸内産だったそうな。北前船で糸魚川まで運ばれ、そこから大町まで運んだとか。にがり甕の知恵に感動。

大町市立図書館:高瀬ダム建設時に行われた環境アセスメント報告書(高瀬川流域自然総合調査報告書)が非常に興味深い。追加報告書の最終発行日が昭和56年であった。10年おき位で良いので更新して貰えると良いのに。

<温泉>
上原の湯:500円で石鹸&シャンプーが付いている温泉。
薬師の湯:温泉博物館と酒の博物館が近くにある。600円。

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